あなたは今、何を追って生きていますか?
それは、本当にあなたにとって大切なものですか?
今回の旅は、私にとって「一生の宝」となる旅でした。
去年、今年と、私にとって大いなる刺激がありました。
去年は、尊敬する映画監督の作品が隣町での撮影があり、間近でそのロケを目撃する事が出来ました。
日本各地から旧車が集まる大掛かりな撮影に、胸を躍らせました。
今年は、尊敬する別の映画監督の作品にボランティアスタッフと言う形で関わる事が出来ました。
尊敬する監督と会う事が出来、緊張した事を、今でも昨日のように思い出します。
憧れていた二人の監督を身近に感じられた2年間でした。
そんな私には、高校生の頃から描いている夢があります。
ひとつめの夢は、自分で映画を撮るかスタッフとして関わり、エンドクレジットに名前が載ること。
この夢は、憧れている監督とスタッフのみなさまのご好意で突然叶いました。
ファンとしてただ手伝うだけのつもりだったので、驚きとともに感謝の気持ちで一杯です。
ふたつめの夢は、バイクで日本一周をすること。
その旅の出発点は、以前掲載させていただいた「ひたすら3800キロ」でした。
今回の旅は、その続きとも言える旅です。
前回ほど過酷な気象条件ではありませんが、その日程はかなり過酷と言っても差し支えないでしょう。
なぜなら高速道路は使わずに2泊3日で東北を一周しようと言う内容だからです。
例えるなら、前回の旅の倍のペースで駆け抜けると言うものです。
みっつめの夢は・・・
多分まだまだ叶わない夢ですから。でも夢を目標に帰る時期が来た、とも感じています。
一生かかるかもしれませんが、そろそろ再び歩み始めなければなりません。
今年は、私にとって悲しい出来事もありました。
それは親友と思っていた友人との別れです。
私は、自分を犠牲にしてまでその友人に尽くしてきた自負があります。
しかし友人には、その気持ちは届いていなかったようです。
彼の口からでた言葉は、私がいなくても「出来る」と言う言葉でした。
きっと日々うるさく言う私の事が、目の上のたんこぶになってしまったのでしょう。
残念ながら、彼には危機感がありません。あればそんな言葉は言えなかったでしょう。
この悲しい別れが、彼にとって転機になってくれる事を、心から望みます。
私は、こんな出来事が起こるのが嫌で、今でも「友」と呼べる人間をあまり作らないのが現実です。
言い換えれば、多くの人との繋がりは持たないようにしていると言う所でしょうか。
このHPを主催しているSTONE夫妻は、そんな私とは対照的と言えます。
音楽を通して、数多くの繋がりを持っています。
そろそろ私も、それを見習わなければならないかもしれませんね。
以前触れた事があるのですが、私は音楽をしていません。音楽以外の接点からSTONEと知り合いました。20歳代は、かなり頻繁に会っていました。
最近は、年に一度顔を見れば良い方ですが、それでもこうしてネットでは繋がっています。
友と呼べる人間が少ない私にとって、それだけ大切な親友と今でも胸を張って言えます。
何事も、長く続ける事と、長く思い続ける事は難しいことです。
でも、それを大事に、大切にする事が、宝物になる事は間違いありません。
もしあなたに、昔追っていた夢があったなら、それは決して諦めないでください。
もう一度思い起こしてください。そして思い続けてください。
ひょっとするとそれが、私のように思いもかけず叶うかもしれませんから。
もちろん行動すると言う努力も必要です。形はどうであれ、行動し続ける事は一番大切でしょう。
今回の私の旅、東北一周は、その「行動し続ける」と言う意思の現れでもあったのです。
それは、当初の夢のように原付ではありませんし、一気に回ると言う形でもありません。
でも、少しずつでも日本を回れたら、いつかその夢に近い形が実現するのです。
夢は心を豊かにしてくれます。たとえ生活が貧しくても、です。
それだけ、夢と言うものは人間にとって大切なものである訳です。
だから、この文章を読んでいただいたみなさまも是非、より充実した生活を送っていただく為に、夢を追い続ける事をお勧めします。
もちろんその前に、それがあなたにとって本当に大切なものなのか、見つめ直す必要もあるとは思うのですが。
さて、それでは今回の旅日記を始めましょうか!
旅のお供
バイク ホンダ・フォルツァ(MF06)
パソコン PowerbookG4 1.5Ghz 12inch
携帯電話 iPhoneG3
ビデオカメラ Canon iVIS HF10(写真も兼ねて)
他・旅道具一式 テント・寝袋・シート・小型ボンベ・食器等
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